大阪で考えた、都会と田舎の結婚観
大阪で電車に乗ると、結婚相談所の広告を結構な確率で目にする。
婚活ブームもだいぶ過ぎたように思うが、まだまだ市場は熱いと言う事なんだろう。
紹介欄にも書いているが私は結婚が遅く、所謂アラフォーで結婚した。
人生とは何が起こるか分からないもので、私も「アラフォーまで行くと
結婚は無理だろうなぁ~」とは思っていたし、このまま海外に住んで
気ままな独身生活でも、と考えていた矢先にダンナと出会い
大阪に二人そろって帰還した。
私の実家は【超】が付くほど田舎だ。
小学校や中学校の同級生は高校や大学を出てすぐ結婚する人が多く、私の様に
海外に出て長い間独身なのはまさにエイリアン、ご近所でも噂になっていたはずだ。
実家の近所には、必ず結婚したかどうか聞いてくるオバちゃんが住んでいる。
帰国する度に聞いてくるので私はそのオバちゃんの家の前を
「結婚(聞かれる)ストリート」と名付け、そこを通るたびに「まだです」と
返事をしていた。
大阪の特に市内の様な都会に住んでいる方は、想像しがたいかも知れない。
人口が少なく隣近所、全員顔と名前を知っている様な田舎は、野菜をお隣に配ったり
近所同士で助け合う風潮もあるが、その分他の人の事を知りたい風潮がある様に思う
(※あくまで私の実家を見た上での個人的感想です)。
大阪に住んで思ったことは、近所の人が誰も詮索して来ないと言う事。
隣近所の付き合いが余りないとは聞いていたが、誰が住んでいるのかも明確には分かっていないのが現状だ。もちろん、結婚や子どもの話はご近所誰にも聞かれたことが無い。
大阪の様な都会と田舎、どっちがいいかは分からないけど同じ日本で随分違うなぁ
とはいつも感じている。
【ここからは個人的な結婚観です】
結婚は「この人とだったら人生何があっても乗り越えていける」
と思える相手と結婚すべきなんだろうとは思いました。
生きてると結婚する前もした後も様々な事が起こります。
「苦しいことも2倍、楽しいことも2倍」とはよく言ったもので
家族になるとその「様々な事」が自分ひとりの問題ではなく
2倍、3倍と家族も巻き込んで大きくなる事がほとんどです。
そんな時「この人となら大丈夫」と思える相手であれば、その人はきっと
結婚しても、家族が増えても何があっても乗り越えていける相手なんだろうな、と。
こんなこと結婚する前には考えもしませんでした。
私が思い描いていた「好きなタイプの男性」とダンナは違います。
年上好きの私でしたが年上には全く相手にされず、最終的には年下のダンナと
結婚しました。
でも今となっては「多少何があってもこの人となら乗り越えられる」
「この人と過ごす時間が大切で、2人で楽しい時間を過ごしたい」と思える相手なので
結婚して良かったのかなと思います。
そう、どんなに真夏の大阪が暑くても・・・。
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